好きなのは尹子維!

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リクエストのあったバッグの画像

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あ、なんかすごい写真下手だ。ごめん。
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by Tyrano | 2007-03-29 21:27 | 編み物

さくらんぼ Part2

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大き目の作品で太目の糸で編んだので少しごつい感じ。
さくらんぼの可愛さが出ない・・・。
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by Tyrano | 2007-03-29 21:11 | 編み物

さくらんぼは難しい

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ゲージを見るために仮編みしてみたけど難しいですね。
なかなかさくらんぼに見えない。
どうやったらさくらんぼに見えるか?それが課題ですね。
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by tyrano | 2007-03-29 10:06 | 編み物

入学準備はどーしたーーーー!!!!

と、現実逃避の成果をアップ
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by tyrano | 2007-03-20 09:34 | 編み物

次女の卒園式用りぼん

なんとなく、思い立って次女の卒園式用のりぼんをレースで編みました。
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一日で作ったので、まあ、ざっぱな作り方。
入学式用はもうちょっと繊細なのを編もうかと思うだけで、それ以前に入学準備をしましょうと、怒られそうです。
名前付けやら、なんやら・・・。
アイロンプリントもあるよね。
こういうことはめんどーで嫌い!
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by tyrano | 2007-03-19 09:44 | 編み物

不安定な視界、過敏な耳、震える心 第五章

その後、私の祖父も小康状態を保ち東京で手術をして帰ってきた。
ちょっと離れてしまった彼のところへ、まあ、一泊くらいなら親にばれても大丈夫だろうと泊りに行った。
彼には彼の、新しい交友関係があって私は始めて行った部屋で3時間もほっとおかれた。
まあ、そういうことで待つのは苦じゃない性格だったので、なんとなくそこら辺の漫画を読んで待っていた。でも、友達となんか出かけなきゃいけない用事が出来たとかでいきなり最終の列車に乗せられ自分のアパートに夜遅く帰ってきた。
一体私はなんなんだろう・・・。
まあ、男には男の付き合いがあって、自分のプライドを守るために優先しなくちゃいけないのかな?
なーんてわかったふりをしていた。
でも、どんどん、私はきっとそういうことは我慢するものだと言う思い込みで、自分の首を絞めていった。
ある夏の暑い日、彼が友達を連れて私の住む市の古い建物や映画を観に来た。
見に行った建物は六角形の元病院として使われていた建物だった。
真ん中は中庭になっていて、内側の廊下から空を見上げるとまばゆいばかりの陽光が降り注いでいた。まぶしくて、ふと薄暗い廊下に視線を戻すと白いワイシャツに黒いズボンの痩せこけた男の人が立っていた。あ、皆まだ室内展示に夢中なのかな?と、一瞬目をそらした隙にその男の人は姿を消していた。その人が私が目を離した隙に動ける距離と言えばすぐそばの展示室に入る程度だろうと思って、その展示室を覗いたけど誰も居なかった。
帰りがけに事務室を覗き該当者がいるかと思ってよく見たけど居なかった。来訪者名簿には、その日は私たち以外の来訪者は記載されていなかった。きっと私は白昼夢を見たのだろう。
この頃はなんとなく彼との肌触りの違いがささくれの様にちくちく触って痛くてしょうがなかった。
彼と一緒に居たくて彼の部屋に行くとなぜだか、すぐ誰かが彼を部屋から連れ去ってしまう。
私は薄暗い彼の部屋に残されて、ただぼーっと漫画を読んでいるか転寝している。
そんなことが2,3回続いたある日、転寝していた私の耳にアパートの部屋のドアが開く音が聞こえた。起きようと思ったんだけど、何故か目が開かない。
でも、誰かかがドアから入ってくるのは見えている。
ずっずっと薄暗い台所を通り、私のそばまで来るといきなり私の胸を踏みつけた。
「え?苦しい、何?やめて!!」
私は目を開けていない。でも見える、私が金縛りにあった時私の足元から来た厚みのない黒いものが私の胸を踏みつけている。
すごい、胸が抜けそうに苦しい、助けて、誰か助けて。
いくらもがこうと、手を伸ばそうと、目を開けようとしても私の体はピクリともせず転寝の格好を崩さない。どんどん胸は苦しくなりそのうち私は気を失った。
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by tyrano | 2007-03-16 22:40 | 色々

不安定な視界、過敏な耳、震える心 第四章

大学に受かって親元を離れた。
高校の頃から付き合っていた彼とは、ちょっと離れてしまった。
住むことになったアパートは大学と同じ市内に住んでいる知り合いが探してくれた。
ちょっと奥まったところの105号室(4つ目)
角部屋で、本当は日当たりもいいはずなのだけれどなんか薄暗い。
まわりは大家さんの庭で、うるさくもないし物騒でもない。
はじめての一人。
そのせいか、凄く凄く夜が重かった。
友達はあっという間に出来て、色々楽しかったんだけど、部屋の中が、隅が、トイレが風呂場が重かった。
早く、この部屋から抜け出したい。
意味もなくそう感じたりした。
ある日のこと、金縛りにあった。
耳元で誰かが囁いている。
それも、意味のない言葉をえんえんと。
まるで、テープを巻き戻ししたかのようなそのような男の声を、動かない体、閉じられずずっと天井を見つめるだけの目、で聞いていた。
体は動かないだけではなくて、まるで上からサランラップでぎゅっと押し付けてるかのような圧迫感。
息が浅い、苦しい。
部屋には勿論自分しか居ない。
誰にも助けを求められない。
凄い怖かった。
そのうち、足元の方から黒い厚みのないものが徐々に顔の方に近づいてきた。
やだよー、やだよー、せめて目をつぶりたい。
叫びたい、逃げたい!!!!!
と、焦ってるうちにいつの間にか一瞬意識が途絶えた。
本当に5,6分だと思う。
目を覚ましたら、5時ちょっと前だった。
体が動いた。もう、怖くてココに一人で居られない。
即効で着替えて一番近くの男友達のアパートに転がり込んだ。
半泣き状態だった。
とりあえず落ち着かせてもらって、8時頃一旦部屋に戻り講義の準備をして大学に行った。
講義を受けた後大学のサークルに顔出して、今朝の事を皆に大騒ぎで話していたら一人の先輩が話しかけてきた、いつもは明るくて可愛い女の先輩だけどその時は、
「真面目な話していい?ちょっと手を握らせてね」
と、神妙な顔をして私の手を握ってきた。
「私ね、その人の手を握るとその人の住んでるところや、強く思っていること、守ってくれてる人の感じがわかるの。まあ、なんとなくだから信じても信じなくてもいいけど。
あなたのね、お部屋全然玄関の扉から先に進めないのよ。原因はわからないけど。不思議ね。」
って、先輩、あなた何が言いたいんですか?
と、心の中で突っ込むが、もし怖いこと言われたらどうしようとか思って何も言葉が出てこない。
「まあ、見えないだけね。」
と、意味不明な事を言い残して、どっかに行ってしまいました。
私は、あの部屋で一体どうすればいいんでしょうか?
まあ、半数のサークル仲間の意見「疲れてたんだろう。」に従うことにしましたが。
その後はしばらく電気付けっ放しで寝ることに。
ちょっと離れている彼氏は、毎晩公衆電話から電話をかけてきてるんだけどこの騒ぎのあった2,3日後、凄い切迫した声で
「ごめん、長く話していられない。今この辺鉈を持った殺人犯が逃亡してるらしい。
とりあえず、声聞けたから切って部屋で大人しくしとくな。」とそれだけ言って切れた。
ラジオを付けたら、確かに彼のアパート周辺で厳戒態勢が引かれてると。
彼の部屋には電話がないので、こちらから連絡は出来ないし、電話するために外出するのはもう夜だしできっこない。大丈夫なんだろうか?と、何も出来ない状態で悶々としていた。
その後、10分もしないうちに又電話が鳴った。
「なに?」
彼からだと思ったら実家からだった。
「あのな、じいちゃん肺癌で入院した。」
「え?リウマチじゃなくて肺癌?」
「結構痛いの我慢して、リウマチの痛みも肺癌も我慢して、進んでしまってるらしい。」
「そんな、おじいちゃん手遅れなの?」
「わからん。おじさん(大学病院の気管支専門の)医者がすぐ来て見てくれるって。」
「わかった、何かあったら知らせて。」
ハンマーでたこ殴りされてるような感じだった。
私のおじいちゃんは背が高くて足が長くて賢くて男前で、商売を大きくして私たちには優しくて、おじいちゃんが居たから頑張って大学にも入れたのに。
そんな動揺と、彼が凄く危ない状況?に陥ってる、私は一体何を考えればいいんだろう?
一体私は何なんだろう?
なんか、何がどう起こっててどうなっていくのかわからなくて、不安で不安で、その晩はただただ涙を流していた。
とりあえず、翌朝の10時過ぎ殺人犯は捕まったとニュースで言っていたのでひとつは安心できた。
そして大学に行きサークルに顔を出すと、例の女の先輩が居た。
「先輩、昨夜大変だったんですよ。」と、昨日の事を話し出そうと思ったら、
「重荷になったらかえてもいいんだよ。」と、ニコっと笑って言った。
「え?何の事ですか?」と、聞いても
「ふふふ」と笑うばかりで答えてくれなかった。
「やだなあ、もう、先輩の意地悪」
と、もうきっと詳しいことは教えてくれないだろうと、その場を立って中のいい友達のところへ行った。
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by tyrano | 2007-03-16 16:53 | 色々

不安定な視界、過敏な耳、震える心 第三章

 高校生の頃、とても嫌な偶然があった。
ホラーオカルト好きな姉妹だった私たち、丁度色んな話題を振りまいた「ポルターガイスト」を夜見ていた。ビデオだったので、部屋を暗くし、もうバリバリ集中してみていたんだけどそこに例の市内消防放送が響き渡った。耳を澄まして聞くと、火事が発生しているのはなんと海を挟んだ向かいの飲み屋の雑居ビルだった。向かいといっても何キロ離れている訳じゃなく、直線で一キロあるかないかの距離だ。
「ちょっと、向かいだよー、見てみよー。」と、姉妹四人2階の窓に鈴なりになって見てみると、物凄い勢いで雑居ビルが燃え上がっていた。消防署も目と鼻の先にある所で、消防車は何台も止まっており盛んに放水し消防活動をしているが、夜目にも赤々と炎は燃え上がりその勢いはいつ減退するのかと、見ている方は背筋が寒くなるほどだった。
鎮火にかなり手間取ったけど、ひどい怪我を負うような人も居ず建物は全焼だった。
今でも、あの炎の色は鮮明に焼きついている。
 そんなことにはめげずに、その後続いて見続けた「ポルターガイスト」はかなりの恐怖を私達に提供してくれたのだった。
 「ポルターガイスト」が結構気に入ったので、しばらくして「ポルターガイスト2」を借りてきた。
また夜、四姉妹で部屋を暗くし、観る気十分で画面に集中していた。
が、しかし、その集中も家の前から聞こえてきた怒号?叫びで中断された。
「なんだ?何したんだ?」と、また四人姉妹2階の窓に鈴なりに取り付き外を見ると、家の前の岸壁に人が集まり、海を見下ろしていた。その日はそんな騒ぎなのに窓を開けるのをためらうほど凍てついた夜だった。しばらく見ていると海から誰かが助け上げられた。
「うわ、おっこったんだ、こんな寒い時に。大丈夫かなあ?」
「げー、やだね。」
と、言ってると救急車が到着し、担架を運んで行った。
「しかし、ポルターガイスト見てるとやなことばっかり起きるね。」
「まあ、自分たちになんか起こる訳じゃないからいいけど、やだね。」
と言いながら、「ポルターガイスト2」の続きを観たのだった。
次の日、
「昨日の人、どうなったの?なにしたの?」
と、母親に聞いたら
「酔っ払って、たちションして海におっこったお兄さんを助けようとして、飛び込んだ弟さんが死んじゃったんだって。」
と、なんとも浮かばれない結末だった。
「ポルターガイスト」を観ると縁起でもない事ばかり起こるのだろうか?
なんて考えたけど、事柄的には全然連結しないものだから深く考えてなかった。
しばらくして、さて、また「ポルターガイスト3」でも観ようかー。
と、ほんとに気軽に四人姉妹、夜に観始めました。
「今回は最後まで、ノンストップで行けるかな?」
なんて冗談は言ってたけど。
半分以上見終わった頃かな?もう夜の12時過ぎた頃だった、例の市内消防放送が・・・。
ビデオを一時停止して皆が一瞬耳を澄ます。
「なあんだ、学区内だけどうちから見えるような場所じゃないし、まあ関係ないか。」
と、無関係だよねーと続きを観始めた。
2,30分後位に鎮火の放送が入って、後は全然気にもしなかった。
でも、実はうちの父親が出かけていた。まあ、商売上近火見舞いにでも行ったのだろうと思っていたのだけど。
翌朝、朝食を摂っていたら父親から
「おい、お前の友達にみずきっているだろ?」
と、中学校の時の同級生の名前を言われ
「ん、同じクラスにもなったことあるし友達っちゃあ友達。」
「昨夜の火事で、親父死んだんだ。俺と同級生で友達だった。」
「えええええ?ほんとに?みずきのお父さん死んだの?みずきは大丈夫なの?」
「火事と言っても、酔っ払って帰ってきて玄関で寝込んだ時に吸っていた煙草で小火を出した程度だったんだが、吸っていた当人はもう駄目だった。」

なんだかしれないけど、これ以降「ポルターガイスト」シリーズは、うちの家族誰一人として一回も観ていません。
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by tyrano | 2007-03-08 23:27 | 色々

不安定な視界、過敏な耳、震える心 第二章

 中学生になった私はその年特有の不安定な精神時期、思春期を過ごしていた。
この時期、友達と遊ぶよりも図書館にある怪奇・幻想・魔術・心霊もののを本を探しとにかく読み漁っていた。
死というものが何なのかがわからずに不安で不安でしょうがなかった。
死んだらどうなる?妹はどうなっているの?おばあちゃんは?
とにかく、あっちの世界が知りたくて知りたくてしょうがなかった。
だが、しかし、知りたいけど、恐怖は全然薄れていなかった。
いろんな人がいろんな宗教観で解説する未知の世界を、まだその頃の私は頭に入れても消化しきれず、わからないことだらけの不安が増すばかりだった。
現実世界にはあまり興味が持てず、自分が体験出来ない、そんな世界ばかり考えていた。
死んでからの事、これから来るかも知れない世界の破滅や、わけのわからない恐怖と不安で一杯だった。
同じ年頃の友達は、アイドルやドラマの話で盛り上がっているって言うのに。
明るく楽しげな世界には興味が持てなかった。
でも、ここまでずっぽりオカルトに興味を持っていたのにも関わらず、幸いなことには実際の心霊現象らしい現象に遭遇して怖い思いはしていないのである、ここまでは。

中学生の時に一大事件があった。
家が火事で全焼したのである。
幸いにも昼間の火事で軽い火傷を負った人が居ただけだった。
私は丁度部活の最中だったが、市内の消防放送で自分の家の住所付近が火災と聞き、隣にある県内一広い小学校の校庭を斜めに走って自分の家が見える小高い丘まで行った。行ってみたら自分の家がもうもうとした煙に包まれていた。近くに居た近所の先輩と猛ダッシュで傾斜10度の坂道を駆け下り家の近所まで行った。すぐ近所の叔母が居てとにかく消えるまで皆うちに居るからおいでなさいと言われたが、警察官が来てまだ家が煙を上げてるにも拘らず事情聴取?をするためにパトカーに乗せられまたちょっと遠くの知人の家行き、その家の部屋を借りて話を聞かれた。
不思議なことにその時の記憶では、自分の親や近所の叔父叔母もそばに居ず、その知人の家のおばさんが居ただけだった。未成年の私だけがなぜそんな事になっていたのか今となってはよくわからない。私が動転していて実は周囲に誰かついていたのかもしれないけど。
家は焼けてしまったので、しばらくは昔お店の人の寮として使っていた家があったので学区外だけどそこから通った。すぐ夏休みになったのでそう不便は感じなかった。
家が全焼したので新築した。
前と同じように一階が店舗で二階が住居部分だけど、お店の人も一緒に使う食堂が二階に出来たので少々間取りは狭くなった。でも、住居空間の暗がりは減って流石に怖くて寝れないとか、どうしようもないという感じはなくなった。
家は立地的にも一番湾の突き当たりにあり海に面していた。そして家の廊下がその海に面する南前面から北方向に、あまりにもまっすぐ通路が通っていたがために、なんとなく何かが通り抜けていて落ち着かなかったのかなあ?
そういえば、海に落ちたドザエモンはなぜか丁度私の家の前の岸に辿り着く。何度となく、落ちる場所は違っても着岸するのは家の前だった。だけど、この後あたりから護岸工事で湾内の海流が変わったせいで少しずれた所に着岸するようになった。
子供にはドザエモンは見せてくれなかったけど、何度もあがったという騒ぎは聞こえていて、こっそり家の2階から覗いた時、かけられた布からはみでた足が見えたことがあった。
やっぱり人の色ではないなあ、あの色は。
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by tyrano | 2007-03-07 21:47 | 色々

不安定な視界、過敏な耳、震える心 第一章

 私が住んでいたM県は地震が多いところだった。
目の前が海という事もあって、地震には住民みな敏感で特に津波には神経を使っていた。
小学校高学年の頃、丁度手芸クラブなんぞに入り、元から細々とした物を作るのが好きな私は、フェルトなんかを使ってマスコット作りにいそしんでいた。
最初は母が買ってくれた、かわいいマスコットの作り方の本を元に女の子や星座のマスコットをいくつもいくつも飽きずに作っていた。
 ある日、自分の頭に閃いたキャラクタを作ってみようと思った。何のことはない、児童書の挿絵によく出てくるようなかわいいお化けのマスコットである。
もう、いくつも作っていたのでちゃかちゃかと体を作って目を入れたら、ぐらぐらと震度3,4くらいの地震が。うわ、これは津波来るかな?と家族で地震速報を見ていましたが、その時は津波注意報は出ませんでした。
何度もいいますが、M県は地震の多い県です。
年に2,3度地震があるなんてざらです。
だから、何の気なしにお化けのマスコットを作るたびに地震があっても、それはきっと偶然に違いないと3度目までは思っていました。そんなに大きい地震じゃなかったから深く考えてなかったというのもあります。でも、さすがに気味悪くなったのでしばらくマスコット作るのはやめようと、そのころ気になりだしていたクロスステッチの刺繍のミニクッション作りに懲りだしました。
4,5個立て続けに同じモチーフの色違いでミニクッションを作って満足しました。
この期間、どれ位あったんでしょうね、多分3ヶ月以上は空いていたと思います。
クロスステッチの材料もそこを尽き、なんか他に作れるものないかな?と材料をあさっていると、マスコット、それも毛糸とかは殆どなくなっていたのでお化けのマスコット位しか作れないなあ。
と、地震のことなんか忘れて作り始めました。水色のフェルト地に大きな一つ目、裂けたように大きな口から下をべろんと出し、少しおどけた感じのお化けです。ぜんぜんおどろおどろしいキャラクタじゃありません。久々に作って、おお、結構可愛くてできたじゃんと満足。
針箱や材料を片付けて、お父さんと一緒におやつを食べてたら、ぐらぐらぐらぐら!!!
結構でかい!母親は走ってガスの元栓を閉めに、父親はとっさに一階の店に降りていきました。本棚からは少年少女文学全集がすべて落ち、一階のお店の方からは、壜が落ちて割れる音が。炬燵の上では、湯飲み茶碗に入っていたお茶がこぼれていました。
「結構大きかったね、お店大丈夫?」母親に言うと「片付けてこないとね、だいぶ割れちゃったみたいだね」
「津波はどうなんだろう?NHKにしとくね。」
と、NHKをつけるとしばらくして地震情報が発表されました。
M県沿岸に津波警報が、そしてこの日は大潮と重なっていたので結構大騒ぎに。
一応金庫や重要書類などは、二階に上げておこうとなり下からお店の人たちが荷物を運びあげたりしました。
結局は、10-20センチくらいの浸水というか波が少し上がってきた程度で済みました。

別に何も怖い思いや予感がした訳じゃないのに、何か同じ事をする度に地震がおきるのがすごく不思議でした。でも、今同じ事をしてもきっと地震はおきないんだろうな。

そして、この年にあった悲しい出来事は一緒に暮らしていた祖母が長患いの末亡くなったことです。再生不良性貧血という病名で「いろんな人から輸血してもらって、まるで吸血鬼のようだ」と自分の事を言っていたのが記憶に残っています。
ただ祖母は病院にいた期間が長く、妹の時のように家の中に居てその記憶の残滓が視覚の隅を横切ることは殆どありませんでした。考えると、私の視界の隅に見えるのは心の底に溜まったまま流れない記憶の淀みなのかな?
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by tyrano | 2007-03-06 20:46 | 色々